投資による収入をベースとして経済的に自立し、早期リタイアをめざす「FIRE(ファイア)」。
ですが、FIREに必要な資産は7500万円です、と言われても、普通の会社員ではその額を貯蓄すると考えると実現できそうな気がしない・・ということもありますね。ましてや子どものいる家庭ともなると、教育費も必要になりますし、節約に節約を重ね、長い年月をかけて資産を積み上げていく・・というイメージでしょう。
そこで、FIREよりも、より現実的なのが「サイドFIRE」です。
個人的には強がりでなく(笑)、FIREよりサイドFIREが理想的と思っていて、サイドFIREの必要資金や私が感じるその魅力をお伝えします。
こんな方におすすめ
- サイドFIRE達成の必要資金が知りたい
- サイドFIREのやり方が知りたい
- サイドFIREに興味があるけど何からはじめていいかわからない
- 投資未経験だけどサイドFIREという生き方に興味がある
- サイドFIREってそもそも何?
FIREとは
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。
FIREが従来の早期リタイアと異なるのは、ビジネスで成功したり、遺産相続したりといった、一生暮らすのに困らないような億万長者になることがリタイアの前提にはなっていない点です。
FIREにおける経済的自立では、資産運用が前提となっています。
働いて投資元本を蓄財し、“運用益で生活できる”目途が立った段階でリタイアするのです。
資産運用を前提としない早期リタイアの場合、資産を取り崩して生活することになりますので、かなりまとまった資金が必要になりますが、FIREでは、投資収入の範囲内で暮らすことを前提にしているため、投資元本は減らないという点が従来の早期リタイアと異なる点です。
FIREは、資産運用による投資収益で「経済的な自立と早期リタイア」を目指す新たなライフスタイルということになります。
FIREを目指すためにはいくら必要?
FIREは年間支出の25倍の資産が必要
FIRE発祥の地といわれる米国では、FIRE開始時の資産額の目安を「年間生活費の25倍」と設定しています。
これは、年間支出の25倍の資産を築けば年利4パーセントの投資収益によって生活費を補えるという、FIREコミュニティ内では主流となっている金融理論に基づき、導き出されています。
4%ルール
4%ルールは米国発の考え方で、米国株式市場の成長率7%とインフレ率3%の差に基づいており、米国株式(S&P500)を中心に資産運用を行なえば、年間4%程度の利益を見込むことができるという、いわば米国の経験則から生まれたルールです。
米国と日本ではインフレ率や市場成長が異なるため、必ずしもこの指標が適切とは言いきれませんが、日本でも、一般的にFIREという場合、
- 4%ルール
- 年間生活費の25倍の資金
この2点が必要資金額と必要利回りとして目安になっている、という点は頭に入れておくと、自分のFIRE計画が立てやすいです。
ポイント
総務庁の調査データによると、1ヶ月の消費支出は平均で月額約23万円なので、年間で約300万円のお金は最低でも必要だと分かります。
あとは、「自分が理想とする暮らしに、年間生活費がいくら必要か」という点が、必要資金の金額に影響します。
先程の、総務庁のデータでザックリ計算すると、FIREを達成するには
「年間支出(300万円)×25倍=7,500万円」が必要
ということになります。
FIREより現実的なサイドFIREとは
FIREの必要資金額をみて、どう感じられましたか?
無理じゃね!?と感じた方も多いのではと思います。私もそう思いました。
ですが、サイドFIREなら、かなり現実的になります。
ポイント
サイドFIREは、投資収益に加えて、パートやフリーランス・副業などで自由に働き収入を得ていくスタイル(=生き方)
サイドFIREは、投資収益に加えて、パートやフリーランス・副業などで自由に働き収入を得ていくスタイル(=生き方)のことです。
生活に必要な資金を、一部を資産収入、一部を労働収入でまかなうので、完全FIREと比べて、準備しなければならない資産額が少なくてすみます。
サイドFIRE達成の必要資金
サイドFIRE達成までの必要資金は、どんな暮らしをしたいか、どんな働き方をしたいか、どれくらい労働からの収入を得るか、によって人それぞれ異なります。
そもそも、前述の総務省のデータでは、年間で約300万円の生活費が必要ということでしたが、耳マムライフを理想とする人なら、年間生活費はもっと抑えられるかもしれませんし、その場合は必要準備資金も、少なくてすむということになります。
好きなことや副業で月10万円くらい働こうと考えるのと、月5万円ほどの収入になるように働こう・・というのでは、準備すべき金額は異なります。
モデルケース1
年間生活費が300万円必要な場合で、副業などで年間120万円以上を稼ぐことができれば、残りは180万円。
FIRE開始時の資産額の目安である生活費の25倍が投資元本として必要だとすると、4,500万円(180万円×25)の資産が確保できれば、投資収益が年間180万円得られ、サイドFIREを実現できる
モデルケース2
年間生活費が300万円必要な場合で、副業などで、年間180万円以上の収入を得られれば、残り必要な生活費は120万円となり、3,000万円(120万円×25)の投資元本があればサイドFIREが実現できる
このように、必要年間生活費と、働き方によって、準備すべき必要資金額は違ってきます。
いずれも、フルFIREに比べて、かなり現実的な数字になることは間違いないです。
サイドFIREの魅力とは
サイドFIREは、「投資収益に加えて、パートやフリーランス・副業などで自由に働き収入を得ていくスタイル(=生き方)」。
フルFIREに比べて、準備しなければならない必要資金額が少なくていいのも魅力ですが、なにより、好きなことで、やり甲斐や生き甲斐を感じながら自由に働く「起業」や「フリーランス」との相性もバッチリ。
風の時代にもピッタリなライフスタイルです。
個人的には、完全FIREよりもむしろ、サイドFIREの方に魅力を感じます。
フルFIREも、サイドFIREも、目指す途中も、達成後も、豪華な暮らしとは異なると思います。
ですが、サイドFIRE達成後も好きなこと・やりたいことを仕事にしながら、経済的な不安のない、ココロにゆとりのある暮らしができるってとっても魅力的です。
人生100年時代、何年生きるかわからないなか、資産を取り崩して暮らすって、結構ストレスだし、不安を感じると思います。
ですが、サイドFIREなら、理想通りにいけば、資産はそのままで投資収益と労働収入で暮らすのですから、資産が減っていく不安やストレスもないってこと。
これが魅力で私もサイドFIREの達成に向けて資産構築をしているところです。
サイドFIREに興味はあるけど何からはじめたらいいか?
サイドFIREを目指すにも、サイドFIRE達成後も、『投資』は必須です。
もし、「貯金はしているけど、投資はしたことがない」という場合なら、まずは投資をスタートするのがはじめの一歩です。
また、まずは今の家計に無理・無駄はないか確認して、支出の最適化をすることも大事です。支出の最適化をすることで、投資資金が生まれることもよくあること。
投資をスタートするにあたっては、金融リテラシーを身につけたり高めたりすることも重要。
大事なこと、多いですね 笑。
ポイント
- 支出の最適化
- 金融リテラシーを身につける
- 投資をスタートする
- 入金力を高める
サイドFIREが気になる方も、サイドFIREにチャレンジしたい!と感じた方も、サイドFIRE気になるけど投資に回す資金が・・って方も、まずは支出の最適化に取り組んでみると、人生の無理無駄がなくなる上に、投資の資金まで生まれる可能性大なのでオススメです。
公式LINE「サイドFIRE引き寄せメソッド」ではサイドFIREを引き寄せる手順を、わかりやすく動画でお伝えしています。
まとめ
サイドFIREは、投資収益に加えて、パートやフリーランス・副業などで自由に働き収入を得ていくスタイル(=生き方)。
FIREより必要資金額が少なくてすみ、サイドFIREを目指す途中も、サイドFIRE達成後も、好きなこと・やりたいことを仕事にしながら、経済的な不安のない、ココロにゆとりのある暮らしができるってとっても魅力的です。
そのためには、
- 支出の最適化
- 金融リテラシーを身につける
- 投資をスタートする
- 入金力を高める
この4つのポイントが重要です。
気になった方は公式LINEでサイドFIREを引き寄せる手順をわかりやすく動画でお伝えしています。