WordPressの記事投稿で「moreタグ」というものを記事の中に入れておくと、その位置に広告や関連記事を挿入することができます。
今回はmoreタグの入れ方と使い方、moreタグを使うメリットを紹介します。簡単ですので、ブログ運営当初から入れる習慣を付けておくと後でラクです。
WordPress記事投稿でmoreタグの入れ方と使い方
WordPressには、一覧ページなどで「続きを読む」を表示させるmoreタグという機能があります。
一覧ページなどで、moreタグを追加した前までが文章で表示され、それ以降は表示されず、「続きを読む」のリンクが追加され、この「続きを読む」をクリックすると、記事の全体が表示され、そこには続きを読むのリンクは表示されません。
記事一覧などで、「続きを読む」をクリックして記事を読んでもらわなければ意味がありませんので、「続きを読む」の前に、記事の要約や続きを読みたくなるような内容を含んでいるとより良いでしょう。
もう一つの役割は、アドセンスなどの広告を表示する時に、moreタグの箇所に表示する、といった「広告を表示するための位置」を示すことです。
アドセンスの広告などを表示するために「WP-QUADS」などのプラグインを使う場合も多いかと思いますが、そのプラグインの設定の中で「moreタグの位置に広告を表示する」などがあったりします。
moreタグの入れ方
クラシックエディターで「moreタグ」を入れるのはとっても簡単です。
記事の投稿>ビジュアルで
- ①:「moreタグ」を入れたいところに1行空ける
- ②:上のツールバーから「続きを読む」タグを挿入するアイコンをクリック!
するとうっすらと「----MORE----」と表示されます。これがmoreタグです。
削除したいときには、moreタグをクリックして指定してバックスペースキーなどで削除すればOKです。
WordPress記事投稿でmoreタグがアドセンス広告に便利
最近のテーマ(賢威とか Cocoon とか)では、テーマの中に「記事先頭から何文字を抜粋文として表示するか」といった設定を持っていて、そちらの設定に従って抜粋文を表示してます。
ですので、抜粋文をここまで表示、というためには「more」タグはあまり使われていません。
アドセンスブログでは「広告位置を示す」ためにmoreタグを活用します。
私が運営するアドセンスブログでも「タイトル→導入文(リード文)→アイキャッチ画像→moreタグ→見出し→本文」という流れになるように設定し、1つ目の見出し前に広告が表示されるようにしています。
ということから、アドセンス申請前でも、moreタグは1記事毎挿入しておくとあとでその位置に広告が表示されるということになり、時短にもなります。
まとめ
WordPressの記事投稿のmoreタグは
- 一覧ページなどで「続きを読む」を表示させるために使う
- 「広告を表示するための位置」を示すために使う
大きくは、この2つの目的で挿入します。
moreタグは記事を読むときには読者からは見えないので、入れても入れてなくても訪れる人にとっては関係のないところではありますが、「いずれ広告を挿入する」など後々の事を考えて、ブログ立ち上げ時からmoreタグを入れていく習慣をつけておくと後で時短になります。
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