これから投資や資産運用を始めたい方にとっては、何から始めていいか迷っている方もいるかと思いますが、リスクと実用性で考えるのであれば、変額保険での資産運用もおすすめです。今回は投資初心者さんにとって変額保険がおすすめな理由をわかりやすくお伝えしていきます。
また変額保険といえば必ずと言っていいほどソニー生命の変額保険は取り上げられますが、ソニー生命の変額保険の評判と、ソニー生命の変額保険で知っておくべきポイントもお伝えします。
変額保険がおすすめな理由とは?
変額保険の印象が悪い人がいる理由は?
変額保険が発売されたのは1986年のことでした。1986年といえば、当時は日本がバブルの絶頂期に向かう頃。株や不動産は、上がるのが当たり前。万が一にも下がることはない、と誰もが信じていた時代ですから、株式なども積極的に運用に取り入れる変額保険は、有利な運用ができる保険というふれこみで、発売後、すぐに人気商品になりました。
ところが、ご承知のとおり、バブルの崩壊によって、株や不動産に含み損が出ているのと同じように、当時加入した変額保険に関しても、一時期、運用状況は大幅なマイナスになり、殖えるとばっかり思っていたお金が元本割れどころか半分以下になった契約も多く、そのために、年配の方や、そのとき大損した人、そのイメージの強い人は「変額保険は怖い!」「変額保険は損をする!」といったイメージを持っている人も少なくないようです。
変額保険の人気が再燃している事情とは?
最近再び、変額保険の人気が回復してきています。その理由としてあげられるのは、
- 日本円建ての貯蓄性保険の予定利率が下がりすぎて、魅力がなくなっている
- 日本円建ての貯蓄性保険の販売手数料が低く売る方にも魅力がなくなっている
- 同じ保険金額の設定なら定額保険(日本円建て)より保険料が安い
- 運用次第では、解約返戻金や保険金額が増える可能性がある
リスクを軽減する方策が備わっている
変額保険は、資産分散・長期運用・時間分散という、投資・運用のリスクを軽減する方策がほぼ自動的に機能するようになっています。(一時払い、保険を短期間するなどの場合を除く)
ソニー生命の変額保険の評判は?
ソニー生命の変額保険「バリアブルライフ」の「終身型」は、一般的な定額保険よりも保険料が割安であることや、運用が悪くても死亡保険金に最低保証があること、運用益を途中で引き出せるなどの理由から保険の専門家の中ではかなり人気があります。
一方「バリアフルライフ」の「有期型」は死亡保険金には最低保障があるものの、満期保険金は運用次第で増減するため、終身型ほどは人気がないようです。
ただし、同じ保険金額とるのに、有期型の方が保険料が安くて済むため、目的と期間の設定によってはメリットがある商品でもあります。
一般の方や加入者からは8つの特別勘定の中からどれを選べばいいかわからないとか、運用益を途中で引き出せるとはいうもののそれがいつかわからないといった声もあるようです。
ソニー生命の変額保険の知っておくべきポイントとは?
メンテナンスが必要
保険という名前がついていますが、「特別勘定」で管理・運用されている商品です。契約時に8つの特別勘定の中から1つないし複数選択できるようになっています。
契約時には、保険の営業マン(担当者)と相談して、特別勘定を決めるはずですが、長い契約期間の中では、繰入比率の変更や積立金の移転など、メンテナンスが必要です。
ソニー生命には「お客様Webサービス」があり、運用実績などをリアルタイムで自身で確認できるようになっており、特別勘定の変更もWEBでできるようになっています。
ですが、Webサービスを年に何度も確認して自分で繰入比率の変更や積立金の移転をされているご契約者は少なくとも私の知る範囲では多くなく、これらのタイミングや手続きには担当者のフォローが重要になります。
変額保険は加入しっぱなしでは勿体ないこと、信頼できる担当者から加入することは加入時に意識しておきたいポイントです。
投資・運用が主目的ならバリアブルライフより変額個人年金!?
変額保険の終身型・有期型(バリアフルライフ)は保障機能もついて優秀な商品ですが、保障は特に必要なく投資・運用が主な目的という場合には、変額個人年金という選択肢があります。
- 8つの特別勘定から1つないし複数選択できる
- 長期運用・時間分散が容易にできる
- 運用益を途中で引き出せる
というメリットはバリアフルライフと同様ですが、変額個人年金では
- 所定の範囲内で余裕資金を一時金として払うことで積立金額を増額することが可能
- 健康状態にそれほど影響されず加入が可能(簡易な告知はあります)
- 特別勘定「世界株」100%が可能
終身保険では現在「世界株」100%はできず、特別勘定の割合について制限があります。
保険の担当者は、変額個人年金は最初には提案してこないかもしれません。その理由の一つは、「死亡保障がない」ためです。保障額が十分でないと感じられる場合には、変額終身保険あるいは変額有期を提案されるケースが多いでしょう。これはお客様のことを考えての提案です。
もう一つ変額個人年金を積極的に案内しない理由は、販売手数料が少ない点があるかもしれません。
目的に合った商品を、目的に合った設計で加入することがとても重要です。商品自体の良し悪しもありますが、良い商品も設計次第ではリスクが増大されたり、商品の良さが低減されたりする場合もあります。
変額保険は魅力ある保険商品ですが、長期運用・時間分散というメリットを活かすには、長く続けられる保険料で加入することも大事なポイントです。
まとめ
変額保険は、運用実績が良ければ受け取れる金額が大きくなって、しかも投資を楽しむことが出来きる保険商品です。そのいっぽうで投資に興味がない方には、思わぬデメリットもあり、自分で特別勘定を選んだり、繰入比率を変更したりするタイミングが難しく運用実績を上げられないかもしれません。
そのようなメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、自分の目的に合っているか、性格に合っているかなども合わせて検討し、信頼できる担当者から加入するのがいいでしょう。
今後を考える
これからの時代、なんとなく過ごしているだけでは苦しくなるばかり。
何かしら手を打たないと、と漠然と感じている人も増えています。
変額保険で備えるのも一つの方法です。
あなたはいかがですか?
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