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50歳 定年まで何年?定年を意識したらやっておくべき3つの事とは?

2019年5月、政府は、希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を発表しました。50代前半の人と、すでに60代の人とではこの発表の受け取り方のニュアンスは少し違うのではないかと思います。

50歳になり定年まであと何年かと考えた時、60歳、あるいは65歳を想像しあと10年、あるいは15年、どう過ごすか考えるのと、現在の職場で定年まで20年を想定するのとでは心身の負担感に開きがあるのではないでしょうか。

制度の先行きが不透明な中、制度や企業に振り回されることなく、収入も働き方も自分で決められる選択肢を持っておくことは非常に重要になってきます。今回は定年を意識したらやっておくべき3つの事についてお伝えします。

50歳 定年まで何年あるか?

2019年現在の定年年齢に関する法律を簡単に説明すると、60歳を下回る年齢で定年を設けてはいけないと定められています。そのため、現状では定年の定めがあるとすれば60歳定年としている企業が多いです。65歳完全義務化は2025年4月からとなっています。

現行の制度であれば、50歳の人は定年まで10年あるということになりそうです。さらに、政府が希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を発表したことにより、希望すれば70歳まで働けるよう企業に努力義務がでてきました。

ただし、70歳まで働くといっても、それまでと同等の収入が保証されているわけではありません。

企業が取り組む選択肢の7項目のうち、同じ企業内で雇用を継続するのは3つ。

  • (1)定年延長
  • (2)定年廃止
  • (3)契約社員や嘱託などによる再雇用

社外でも就労機会を得られるように支援するとするものとして以下の4つ。

  • (4)他企業への再就職支援
  • (5)フリーランスで働くための資金提供
  • (6)起業支援
  • (7)NPO活動などへの資金提供

前述の3項目では収入減は免れないでしょう。また、体力気力の面からいっても、メリットばかりではない現実がありそうです。

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定年を意識したらやっておくべき3つの事とは?

現在働いている60歳以上の高齢者に「何歳ごろまで収入の伴う仕事をしたいか」質問したところ、70歳以降も働くことを希望する人が「8割程度」にも上ります。その意味で「希望する高齢者に就業の機会を」というのは、ニーズにあっていると言えます。ただし、その背景には経済的ニーズもあり、年金収入だけでは不安だから働きたいと考える人も多いです。

しかしながら年功序列、終身雇用だった時代と違い、50歳を過ぎても収入面、精神面で充実して働くには、やっておくべき3つのポイントがあります。定年を意識したら並行して意識・実践すべきポイントです。

企業内外で人脈を再構築する

契約社員や嘱託などによる再雇用されるにも、他企業での再就職や起業を考える場合にも、人脈はなにより重要です。

自分のスキルやノウハウを買ってくれて、信頼関係が築け、周りに紹介してくれる人がたくさんいれば、ガツガツと営業をしなくても、徐々に仕事が繋がっていきます。

50代に差し掛かったら、勉強会などに参加して、会社を辞めても役に立つ人脈をつくっておきましょう。その時自分の利益を優先するのではなく運営側の手伝いや事務局側でサポート活動をするなど、先に相手にWINを与える姿勢が重要でそういった活動から信頼関係を構築していきます。

すべて自己責任・成果主義が当たり前の意識を持つ

他企業への再就職の場合も、フリーランスで働く場合もすべて自己責任であり、報酬(給料)は成果主義で当たり前という意識を持つことが必要です。

会社より規模の小さい企業に転職する場合は、分業体制が整っていないので、多くの作業を自分でやらなければなりません。フリーランスや起業ともなれば、すべて自己責任で報酬は成果主義。仕事に関連することは会社が負担してくれていたのと違い、諸々の経費は自分持ちです。

時間を過ごしていれば給料がもらえた時と違い、対価が発生しないと収入にはならないという感覚にいち早く切り替えられる人がいち早く成功の道に進むことができるのです。

50歳過ぎたら投資・自己投資・先行投資を経験する

人生100年時代に50歳はまだまだ人生の折返し。投資の知識を身に着け、少額からでも実際に経験しておくことも大事です。

知識なし、未経験の人に限って、退職金などのまとまったお金が入ったときに、金融機関に言われるままにまとまったお金をつぎ込んだり、怪しい投資話に騙されたりします。

また、50代は収入も最大になる時期です。将来の再就職、独立、起業も視野にいれ、スキルアップや将来に役立つ資格取得にも挑戦したいものです。

自己投資の経験がない人は、60歳になったからといっていきなりできるようになるものではありません。他人や教材が信用できるかどうかよりもまず、自分とのラポールを築くことが重要です。

まとめ

50歳は、「定年」を意識すべき年齢です。自分の会社の定年年齢や、再雇用制度などについても、一度はきちんと調べておくことが必要です。

政府が希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を発表したことにより、希望すれば70歳まで働けるよう企業に努力義務がでてきました。そのため、企業内の制度や規則も今後変更や改正がなされるものと思われます。

定年を意識したら

  • 企業内外で人脈を再構築する
  • すべて自己責任・成果主義が当たり前の意識を持つ
  • 投資・自己投資・先行投資を経験する

定年までの10年、もしくは15年の間、最低限この3つのポイントは押さえて定年後の、働き方も収入も自分で決めるつもりで過ごしたいものです。

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これからの時代、なんとなく過ごしているだけでは苦しくなるばかり。何かしら手を打たないと、と漠然と感じている人も増えています。

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