画面キャプチャの無料ソフトFastStone Capture。無料ツールなのに、かなり高機能で、しかも簡単です。ダウンロード・インストール、日本語化については別記事で紹介させていただきました。
今回はシンプルでありながらも高機能な「FastStone Capture」の使い方を解説します。
画面キャプチャの無料ソフトならFastStone Capture!ダウンロードと日本語化を解説!
Windowsで画面キャプチャといえば附属の「Snipping Tool」がありますが、キャプチャした画像をそのまま少し ...
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FastStone Captureの使い方
「FastStone Capture」を起動すると、帯状の簡素なメニューが表示されますが、各々の機能は以下のとおりです。
沢山機能がありますが「③の四角で範囲選択してキャプチャ」だけ覚えておけばいいくらいで、他の機能はこんなのがあるんだな、ぐらいでもOKです。
① 選択されているウインドウ(アクティブウインドウ)をキャプチャ
このアイコンをクリックすると、現在開いているウィンドウをそのままキャプチャしてくれます。(複数のウィンドウを開いている場合は、一番上をキャプチャ)
ウィンドウ画面全体をキャプチャしますので、Webブラウザなどでキャプチャするとアドレスバーやメニューバーなども写すことができます。
② ウインドウを選択してキャプチャ
②はウインドウを選択してキャプチャします。ウィンドウやオブジェクト単位で選択してキャプチャができます。
③ 四角で範囲選択してキャプチャ
③をクリックすると、範囲選択のための十字のカーソルと、分かりやすいように画面いっぱいに縦横の赤線が表示されますので、範囲選択したい所をドラッグ操作で囲みます。
チョコレートケーキを赤い線で囲み切り取ると以下のように。
エディタ内のチョコレートケーキの画像を保存すると以下の画像になります。
④ 自由な形で範囲選択してキャプチャ
④ をクリックすると投げ縄の形のカーソルに変わり、切り取りたい箇所をぐるっと囲みます。
囲んだ部分が切り取られます。
⑤ 画面全体(フルスクリーン)をキャプチャー
⑤ をクリックすると、パソコンの画面全体をキャプチャします。「F」はフルスクリーン(FullScreen)の「F」です。キャプチャイメージは省略します。
⑥ 画面をスクロールして全体をキャプチャ
実際の表示が縦方向に長い場合スクロールして見るわけですが、その全てを一枚の画像としてキャプチャする、といった面白い機能です。
⑥をクリックすると赤枠が表示されるので、スクロールして全てを一枚に収めたいウインドウを選択します。
注意としては「表示されている時点から下まで」を一枚の絵としてキャプチャするため、一番上から一番下までを一枚の画像に、という場合には、予め一番先頭を表示しておく必要があります。
FastStone Captureには、縦長のページもスクロールしながらキャプチャーできるという、スクロールキャプチャー機能があります。
しかし、このスクロールキャプチャーが上手くいかない、という人が多いようなので、実際に試したところ私もうまく行きませんでした。
参考
ページ全体をキャプチャーしたいなら、FastStone Captureではなく、Chromeの拡張機能を使ったほうが早いです。
⑦ キャプチャした画像の送り先と設定
⑦は、キャプチャした画像をどこに送るかの設定と、キャプチャした画像に対する効果設定です。基本は「エディタへ」を使うと思いますので、特に気にすることはありませんが、自動保存したりメールで送りたい、という場合には、ここで設定します。
⑧ 設定
一番上の「設定」をクリックすると、以下の設定画面が表示されます。
特に必要な設定はありませんので、説明は省略します。
「キャプチャ画像にマウスを含める」のチェックボックスが左列上から3段目にあります。ここで設定することができます。
エディタに保存してから使える機能4選
ドロー
上にメニューが色々とありますが、その中でも「ドロー」を選択すると、以下のような描画モードのウインドウが開かれ、画像がその場で編集できるんですね。
左のメニューを使って簡単なテキスト(文字)や矢印、囲み枠などを挿入できます。
表題
表題をクリックすると画像の上部か下部に日付やタイトルを付けることができます。
エッジ
上の画像の下や右の縁がギザギザになっているのがエッジです。(位置やギザギザの深さは選べます。)透かしをいれると上記の画像のようになります。ちょっとおしゃれっぽいですね。
リサイズ
リサイズをクリックするとサイズを変更できます。
まとめ
- 画面キャプチャソフトは、Windowsに付属するものもあるが、この「FastStone Capture」が利用できて超おすすめ。
- おすすめの理由の一番は「キャプチャした後にすぐ再び範囲指定して余計な部分が切り取れる」。
- 多彩なキャプチャの仕方を選択でき、キャプチャ後のエディターでは文字入れなども簡単にできる。
- 最新版は有料だが、今回紹介したv5.3は無料版として使え、日本語メニュー化もできて簡単に利用できる。
画像キャプチャを利用する目的は、読者にわかりやすい記事にすることです。特に、○○のやり方、〇〇の設定の仕方・・などの記事では、このちょっとした一手間で非常に読者にわかりやすいものになります。
どんどん活用し、「この記事はわかりやすかった!」「この記事は役に立った!」と思ってもらえる記事を書いていきましょう。
こういった無料のツールもどんどん使い熟すことができるようになると、更に幅が広がります。
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