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生前給付保険とは?メリット・デメリットやFPおすすめの保険はコレ!

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生命保険といえば、「万が一」のときに、家族(遺族)が受け取るものというイメージも強いですが、最近では「生前給付保険」という保険が注目されています。

生前給付保険とはどんなときに役に立つ保険なのか、また生前給付保険のメリット・デメリットをFPがわかりやすく解説します。

また保険会社各社から同じように見える「生前給付保険」が販売されていますが、FPの私がおすすめする保険についてもお伝えします。

生前給付保険とは?

特定の疾病を患ってしまった場合、死亡していなくても、死亡保険金と同額の保険金を受取ることができる保険を指します。ただし、この生前給付保険金を受取った時点で、保険契約は終了します。三大疾病保障保険、特定疾病保障保険、重度慢性疾患保障保険とよばれるものが、代表的な生前給付保険です。

被保険者が生きているうちに受け取れるのが特徴的で、使い道は自由で、医療費にあてても海外旅行費に使っても良く、また、生活費に当ててもいいという点もポイントです。もちろん、使い切らなかった場合も返還の必要はありません。  

保険の内容は保険会社によって異なる点に注意が必要です。

生前給付保険のメリットは?

保障範囲が広い

普通の終身保険の給付内容は死亡・高度障害の二つなのですが、この保険は死亡・高度障害・がん・急性心筋梗塞・脳卒中・5つ状態で保険金額が全額支払われます。

あとで紹介するソニー生命の生前給付終身保険(生活保障型)では、死亡・高度障害・特定障害状態・がん・急性心筋梗塞・脳卒中・要介護2以上(もしくはソニー生命が定める要介護状態)の7つ状態で、の保険金額が全額支払われ、保障範囲が広いです。

解約返戻金がある

終身型で加入するばあいには、解約返戻金があるため、元気で生きていて自分で遣うこともできます。老後資金の一部として遣うことも可能で当然使いみちの制限はありません。

また、解約返戻金があることで、保険料の払込が困難になった時には「自動振替貸付制度」を利用し保険を継続することも可能です。一般の終身保険などと同様に、契約者貸付もうけられます。

使途が自由である

がん・急性心筋梗塞・脳卒中といったいわゆる大病になったときには、今まで通りに働けないで収入が減少したり、収入が途絶えることもあります。

生前給付保険は、治療費のみならず、家族の生活費や教育費など使途が自由なため、闘病中や病後の自分の生活や、家族の生活のために使うことができます。

生前給付保険のデメリットとは?

給付を受けると保険自体が終了となる

生前給付でもっとも気を付けるべきデメリットは「たった一度しかもらえない」ということです。

いずれかのお支払事由に該当し、給付を受け取ると、保険自体が終わりになります。がん・急性心筋梗塞・脳卒中など大病になって受け取ると、この保険での「死亡保障」はなくなります。

積立機能もあるが解約して現金化すると保障がなくなる

「積立機能もあり、保障の範囲が広く、万が一のときにも出る保険」という言い方をされる場合がありますが、正確には、「そのいずれかのときに給付あるいは保険金あるいは、解約返戻金を受け取れる保険である」の意味です。

年齢と設計の仕方によっては、解約返戻金が、払込保険料を上回る貯蓄率の高い商品でもありますが、解約返戻金を受け取ると、死亡保障も特定疾病保障も当たり前になくなります。

FP監修 おすすめの生前給付保険とは?

生前給付保険の中でも代表的な商品が、ソニー生命のリビングベネフィットです。

  • 死亡保障・三大疾病保障(終身型/定期型)
  • 死亡保障・三大疾病保障・所定の障害・要介護(終身型/定期型/逓減型)
  • 死亡保障・三大疾病保障・所定の障害・要介護(ドル建て終身)

一生涯の保障を得たい人、解約返戻金を老後資金として使う可能性のある人は終身型が向いています。終身保険とは、保険料の支払いが終わったとしても、一生涯の保障が続く安心感のある保険となります。払込を終身払いにすることで、終身保険でありながら、保険料を抑えることもできます。

予定利率の高いドル建てを選べば、保険料のコストを抑える効果と、為替の状況によっては運用益も見込めます。

「子供が独立するまで」など、限られた期間の保障を重視したい人は定期型がおすすめです。

ソニー生命のリビングベネフィットは、商品のラインナップも多く、払込期間の設定の自由度が高いです。保険料を抑えたいケースでは支払期間を長く設定する、あるいは、期間を短く設定する。貯蓄率をあげたければ払込期間を短めに設定するなど柔軟性があります。

ですので、実は信頼できる保険担当者に出会うこともこの保険のメリットを最大限に引き出すポイントになります。

パンフレットやネット上の情報だけでは、それを設計してみるのは難しく、家族構成や、ライフプラン、考え方、貯蓄性の希望、リスクの許容度など、担当者との話のなかで、あなたに合った保険を作っていってこそこの保険のメリットを最大限に享受できそうです。

まとめ

保障の守備範囲が広い「生前給付保険」について、そのメリット・デメリットと数ある生前給付保険の中でもおすすめの商品を紹介しました。

ソニー生命の「生前給付保険(生活保障型)」は、三大疾病、要介護状態、特定障害状態、高度障害状態、そして死亡時に保険金が受け取れる保険です。

加入年齢、払込期間の設定によりますが、貯蓄性もあり、解約返戻金を自分が生きて遣うことも可能です。

そういった意味で、「生きたとき」「老いたとき(介護状態)」「大病のとき」「死亡時」に使える守備範囲の広い保険。

貯蓄性があり、守備範囲が広いために、保険料は一般の終身保険に比べて割高です。ただ、きちんと継続すれば、人生の何処かの場面で必ず役に立つという意味で、個人的にはとても納得の保険です。

保険は、商品の善し悪しもさることながら、加入する人のライフプランを実現するためや、リスクを軽減するためにどう設計するかもとても重要です。

保険のメリットを最大限に享受するためには、信頼できる担当者との出会いも大切だと感じます。

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