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年金受給額の平均 女性の厚生年金と国民年金の場合はいくら?iDeCoは強い味方!?

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年金だけでは老後の生活資金が足りず、95歳まで生きるには、夫婦で約2000万円の金融資産の取り崩しが必要になる・・といういわゆる「老後2000万円たりない」問題が世間を賑わせていますが、実際、年金受給額の平均はいくらになるのでしょうか。

ここでは、女性の年金受給額の平均について、厚生年金の場合と国民年金の場合に分けて確認していきます。自分の年金だけで老後の生活がしていけるのか、不足するのか、また、不足があるとすればいくら不足するのか、漠然と不安になるばかりでなく、不足であるならば準備をしなければなりません。まずは現状の確認をしていきましょう。

女性の年金受給額の平均はいくら?

女性の厚生年金受給額の平均は?

年金の平均額は男性と女性で平均額に開きがあります。平成30年12月に発表された平成29年度の厚生年金の受給権者の平均受給額を調べてみると、以下のような結果です。

性別平均支給金額
男性月額174,535円(年額約209万円)
女性月額108,776円(年額約130万円)
全体月額144,903円(年額約174万円)

年金は、給与の金額と勤続年数によって変わります。受給者数が一番多いのは月額9万~10万円で、月額1万円未満の人から月額30万円以上の人もいます。

男性の平均年金月額は18万から19万円程度

男性の平均年金月額は、16万5668円です。18万~19万円未満の人の割合が高く、その前後の人も多くなっています。人によって給与や勤続年数に違いがあるため金額には幅があります。

女性の平均年金月額は9万から10万円程度

女性の平均年金月額は10万3026円。9万~10万円未満の人の割合が最も高くなり、45%の人が5万~10万円未満です。男性の年金額と比べて約6万円の差があります。

厚生年金は、加入期間の長さと、期間中の収入によって、年金の支給額が決まります。つまり、「できるだけ長く加入し、その期間中の給与を増やす」ということが、自分の年金の金額を増やすことにつながります。

女性の国民年金のみの受給額の平均は?

厚生労働省の「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金(老齢基礎年金)の平均支給額は、月額で「55,615円」でした。

国民年金の制度上の支給額は、月額で「64,941円」ですが、これは40年間保険料を支払った場合の満額です。実際の平均額は、満額よりも1万円ほど少ない金額ということがわかります。

国民年金受給権者の受給金額(月額)を男女別にまとめたものです。全体では、月額6万円台を受給している層が一番多く、平均は5万5518円。全体の半分以上が5万円以上の支給となっています。

女性に限った場合で見ると、女性の最多層は月額6万円台で30.5%となっていますが、5万円台も23.8%あり、3万円台から7万円台まで散らばっているのがわかります。

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まずは、未納期間がないか、年金記録に誤りがないかなどねんきん定期便等で確認をしたり、不明な点は、年金事務所に確認しに出向くなど行動を起こすことが大事です。

不足分をどう準備する?女性の年金受給額の平均のまとめ

平均は5万5518円。もし、年金収入のみと考えると、生活が成り立つ水準でないことは一目瞭然です。

実際、私自身も、厚生年金加入期間が短く、現在も、おそらく将来も自営業(フリーランス)であることを思うといま現在で年金受給予定額は月5万円代。自助努力をするしかないのが現状です。

ちなみに私は、年金の不足の一部を補う目的で、確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」に加入しています。メリットはザックリ言うと以下の3点。

  • 掛金が全額所得控除!
  • 運用益も非課税で再投資!
  • 受け取る時も大きな控除!

iDeCo(イデコ)に関してはまた別記事で詳しくお伝えするとして、シングル家庭で、個人事業主である私にとっては、今も将来に渡っても強い味方です。

掛金が全額所得控除となることで、確定申告上の所得を減らす効果があり、そうすることでひとり親家庭の支援や手当の金額にも大きな差がでます。

おひとり様女子でも、シングルマザーでも老後に自立して過ごして行くためには経済的な準備はどうしても必要です。同じ準備をするなら、今も将来も役に立つ備えの仕方で準備していきたいものです。

今後を考える

今の時代、国の年金制度、健康保険制度などをみても、このままでは苦しくなるばかり。何かしら、手を打たないと、と漠然とした不安を抱えている人も増えています。

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