FPのお金の話

母子家庭(シングルマザー)でマイホームは購入可能!?メリット・デメリットと注意点はココ!

シングルマザーの方で、マイホームは欲しいけど母子家庭だから無理!と思って諦めている人も多い気がします。母子家庭でもマイホームは購入可能なのか、購入するとすれば、購入する時の注意点など、シングルマザーでFPの管理人が自分の経験も踏まえてお伝えします。

母子家庭(シングルマザー)でマイホームは購入可能?

結論から言うと、母子家庭でもシングルマザーでもマイホームの購入は可能です。(誰でも可能というわけではなく、普通に住宅ローンの審査に通れば可能という意味です。)

我が家もシングル家庭ですが、シングルになって3年目に35年ローンを組んでマイホームを購入しています。

特に私が最初に借りた住宅ローンは女性応援住宅ローンというもので、独身女性や、シングルマザーが対象のローン商品でしたので、シングルだからダメということはないのです。

金融機関によってはある程度審査の参考にしているかもしれませんが、母子家庭であることは住宅ローン審査には関係ありません。

住宅ローンの審査で最も重視されるのは、やはり「きちんと貸したお金を返済できるだけの安定した収入があるか」、「返済できなくなった場合にきちんと資金を回収できるだけの担保価値が物件にあるか」という点です。

母子家庭がマイホームを持つことのメリット

改築・増築ができる

自分の資産ですので、法律の範囲内で自分の家をどのように改造しても構いません。壁紙を変えたり、リノベーションしたり、自分の好きなようにアレンジすることができます。

家族構成の変化に対応しやすい

いずれ子どもも進学や結婚で巣立っていきます。その際も、リフォームやリノベーションでその時のライフスタイルにあった住まい作りが可能です。

住宅ローン控除により税金が安くなる

家賃は経費になりませんが、住宅ローン控除により税金が安くなります。また、同じ間取りの部屋で考えると、賃貸より住宅ローンの方が月々の負担が軽くなるケースも多いです。

生命保険の代わりになる

住宅ローンを組む際、団体信用生命保険という保険とセットで申し込みます。契約者(債務者)に万が一があったときには、住宅ローンの残債がゼロになります。

最近では、三大疾病にも対応するもの、七大、八大疾病に備えられるもの・・と保障の範囲も広がっており、万が一の死亡だけでなく、大病で収入減や働けなくなったときにローン残高がゼロになったり、支払いを免除されるものなど各種でており、上手に使えば万が一の場合も安心です。

ローン完済後は資産になる

住宅ローン(借金)の方へばかり意識がいって、返せるか不安、借金というだけで怖いなど、ローンを組むことへのデメリットが目について一歩踏み出せない方も多いです。しかし、資産があればこその負債です。住宅ローン完済後は、負債のない資産となり、売却して現金化する、子どもに資産として継承するなど選択肢も広がります。

夢を叶えたという満足感・充足感

「母子家庭でもマイホームが持てますか?」という場合の、母子家庭でもって、すでに少しネガティブ思考な気がしますけどいかがでしょうか。

我が家の場合、住宅ローンを組んで、マイホームを購入したことは自分の夢の一つを自分で叶えていることであり、充足感があります。

親元に戻る以外は、基本的には水準の差こそあれ住居費は発生します。マイホームを持つことが夢なのであれば積極的に挑戦されるといいと思います。

母子家庭がマイホームを持つことのデメリット

簡単に引っ越しができない

賃貸の場合と違い、引っ越しは少しハードルが上がります。そういった意味では、最初にマイホームを持つ場所は将来を見通して、しっかり検討すべき点です。

修繕費などの維持費がかかる

マンションの場合だと、「修繕積立金」という名目で、住宅ローン以外に固定費がかかります。新築戸建て・中古戸建ての場合でも、屋根や外装、水回りは、長い目で見ると修繕が必要になります。突発の修繕が発生する場合もあるため、火災保険に加入したり、修繕用の資金準備をしておかなければなりません。

固定資産税がかかる

賃貸の場合は賃料だけですが、持ち家となると固定資産税がかかります。

負債になる

住宅ローンを組む場合は負債を持つことになります。あまり意識されませんが、実は住宅ローンは信用にもなります。金融機関で住宅ローンが組めている、担保価値のある資産がある、返済の実績がある・・など、住宅ローンが組めて、支払いが滞ったことがないということは、信用でもあります。

マイホームが欲しいなら注意すべき点とは?

住宅購入に必要な諸費用分は現金を用意

マンションでも、一戸建てでも、マイホームを購入する際には、土地建物の代金以外に売買や登記に係る手数料、引っ越しの費用など、現金も必要になります。

マイホーム購入の際、手持ちの現金がない家庭に「オーバーローン」を勧める業者もありますが、将来を考えるとオススメしません。

頭金が準備できれば安心ですが、そこまで準備ができない場合にするのが、「フルローン」。少なくとも、住宅購入に必要な諸費用の目安は、一般的に新築住宅で物件価格の3~7%、中古住宅で6~10%といわれていますので、その金額分は預貯金で賄うなどしたいものです。

健康状態に不安がある場合はそもそも住宅ローンが組めないケースもある

一般の金融機関の住宅ローンの場合、住宅ローンと団体信用生命はセットです。健康状態に不安があり、告知に該当し団体信用生命に加入できない場合には、住宅ローン審査を見送られるのが普通です。

団体信用生命とセットでない「フラット」もありますが、保険ナシで住宅ローンを組むということは、万が一のとき、負債(住宅ローン)をそのまま遺族(子ども)に引き継がせることになるため、特に慎重に判断しなければなりません。

携帯料金の支払い、公共料金の支払いの遅れに注意

携帯料金の支払いなど、毎回、もしくはときどき、期日より数日遅れて支払う方、口座から引き落とし不能になってから、振込用紙で振り込むなどしている方は、延滞の履歴が残っている場合があり、それが理由で住宅ローンが組めないこともあります。

遅れても払えばいい・・というのではなく、何であっても、支払期日は守って払うようにしておかないといけません。

住宅ローンを組む前に車やショッピングのローンを組まない

お買い物をして、カードで翌月一回払いなどは含まれませんが、車のローンや、宝石・時計など高額なお買い物をするときにローンを利用している場合は、返済比率に含まれますので、基本的には住宅ローン申し込み前には、他のローンを持っていないようにすべきです。

所得が多い場合は関係ない(あっても通る)場合もありますが、払えるのと借りるのは別の話で、他社を完済(全額返済)したら融資OKなど条件がつく場合、もしくは謝絶となる場合が多いです。もしマイホームが夢ということであれば、夢を叶える優先順位を考えましょう。

マイホームを考え始めたら転職は控えよう!

住宅ローン審査の項目の一つに、勤続年数(勤務年数・在職年数)があります。1年未満はまず難しいです。

2年あるいは、3年以上、それ以外には公務員もしくはそれに準じる仕事であれば、条件が緩和されるなど、金融機関によりますが、勤続年数が長いということは大きな信用です。マイホームを検討するなら、安易な転職は控えるか、転職後一定期間過ぎてからのローン申し込みを検討しましょう。

まとめ

シングルマザーだから、母子家庭だから・・という理由でマイホーム購入は難しいと諦めたり不安に思う人もいますが、母子家庭だから・・という部分は、マイホーム購入ができない理由にはあたりません。

我が家はシングル家庭ですが、マイホームは本人や家族・子どもが希望して、かつ可能なら、マイホーム購入を推奨します。

マイホームを持つことで、児童扶養手当などが受けられなくなることはありません。生活保護を検討する場合には影響がありますので注意が必要です。

また、叶えたい夢はマイホームだけではないと思います。子どもの教育、自分の将来・・。自分が望むライフプランが叶うかどうか、トータルバランスも重要です。

この記事は、シングルマザーでマイホームがほしいと思っている方向けに少しでも役立てばと思って書いています。反対の考え方もたくさんあると思いますが、少なくとも、管理人である私はマイホームを持ててよかったと感じることはあれ、後悔したことはありません。参考になれば幸いです。

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