今の収入にプラスして副業で月3万円の副収入を目指すことは、そこまで難しいことではありません。
この記事では副業で月3万円の副収入をめざす方法を紹介します。
月3万円の継続収入が得られるようになると、場合によっては確定申告も必要になります。最初は面倒だなと感じる人も多いですが確定申告もやってみるとメリットも大きいです。
逆にせっかく副業するからには、確定申告をしなくてはならないほど副収入を得ることを目指したいものです。
ただし、勤務先の就業規則の確認は必要です。会社で働く労働者が守るべきルールや労働条件などを定めた規則ですが、就業規則で副業が認められているか否かは確認が必要です。
副業で月3万円の収入を得るメリット3つ
お給料以外の副収入が得られる
今や大手企業に勤めていても上場企業に勤めていても安泰とはいえません。
副業でお給料以外に月3万円の収入があるということは生活にも気持ちにもゆとりが生まれます。
子どもに習い事をさせてあげられたり、家族の外食を少しグレードアップできたり家族の笑顔が増えます。
また3万円のうちの一部でも投資に回すことで、今現在だけでなく将来を豊かにすることも可能になります。
本業の仕事以外のスキルが身につく
副業の仕事内容にもよりますが、本業の仕事で経験することがないスキルが身につきます。
本業の収入が引き続きあることで、新たなジャンルへも収入減のリスクを回避しながらチャレンジすることも可能です。
自分の好きなこと、得意を収入にすることで自己肯定感が増す
雇われて収入を得る場合には自分の好きなことだけしかしないわけにはいきません。
副業であれば、自分の好きなことや自分の得意を収入に換えることが可能になります。
「収入になる=人の役に立つ=価値の提供」です。
人の役に立ったり、自分が提供した価値の対価としてお金をいただくという感覚は自己肯定感を増し、自信が生まれ本業にも良い影響を与えます。
副業で月3万円の副収入をめざす方法
Webライター
文章を書くことが好きな方なら、誰でも気軽に始められる「ライター」のお仕事。
クラウドソーシングでもお仕事案件が多く、在宅ワークで人気のある職業です。
webライターのお仕事は、大きく分けて2つ受注方法があります。
1つは、ブログなどを書いていてライターとしてオファーをもらうケース。もう一つは、クラウドソーシングなどでお仕事を探すというやり方です。
ブロガーなどとして、リクルートされた場合は、直接契約になるため、文字単価や記事単価が高くなります。
ただし、まずはブロガーとしてブログを運営し、認知されることが必要となるので、ライターとしてオファーをもらうにはしばらく時間がかかります。
個人や企業から直接依頼されますので、文字単価も平均2円から3円~となっています。あるいは指定されたテーマと文字数で1記事3万円とか5万円などで依頼されることもあります。
逆に、クラウドサービスサイトを利用したお仕事は、1文字あたりの単価が0.5円から3円ぐらいが相場ですが、未経験者でも受注可能な案件の多くは1文字0.5円ぐらいの場合が多くなります。
クラウドソーシングサイトはいくつかありますが、代表的なのが『ランサーズ』と『クラウドワークス』です。
クラウドソーシングサービスを利用して執筆した件数は、実績として評価され、クライアントは実績でライターを判断したりしているため、利用するクラウドサービスも1社あるいは2社に絞って実績をつくるのがいいでしょう。
労働収入にはなりますが、取り組む時間も場所も自分で決められ、自分が効率をあげることで副業で月3万円は十分可能です。
ブログを運営して広告収入で稼ぐ(アフィリエイト・グーグルアドセンス)
ブログで稼ぐ方法は大きく別けて2種類。
- 広告収入を得る
- 自分の商品・サービスを売る
既に自分の商品やサービスを持っている場合は、ブログで集客し、自分の商品やサービスを売って収益化するのが非常に効率がいいです。
自分の商品や自分のサービスがない場合は、ブログに広告を貼って広告収入を得る方法で収益化することになります。
広告収入は大きく分けると二通り。
- クリック課金型広告(アドセンス)
- 成果報酬型広告(アフィリエイト)
Googleアドセンス
Googleアドセンスとは、Googleが出しているコンテンツ連動型の広告配信サービスです。
自分が運営するブログに設置したアドセンス広告がクリックされるたびに収益を得ることができます。
1回あたりのクリック単価は、サイトのテーマやジャンルによって異なりますが、1クリック30~50円が相場です。
- アドセンスのメリット
- 成約(商品の購入)に結びつけることを気にせずに、ページビュー(PV)を伸ばすことだけ考えれば良いのが、Googleアドセンスブログならではのメリット
- PVにほぼ比例してクリック数も増え、それにともない収益も伸びるので、PVを伸ばすことに注力すればいいため、初心者にも成果のハードルは低い
- 1日平均2500~3000PVになると月3万円前後となる
- アドセンスのデメリット
- アドセンス審査に通過しなければGoogleアドセンス広告が貼れない
- アドセンス広告が貼れないジャンルがある
- 1クリック単価が低いためとにかくアクセスを集める必要がある
- 記事を書いたからといって収益になるとは限らない
アフィリエイト
アフィリエイトは「商品が購入される」「サービスが申し込みされる」などの成果に繋がったら報酬が発生する成果報酬型広告です。
アフィリエイトは「企業」「ASP」「アフィリエイター」「ユーザー」の4つの関係で成り立っています。
ASPは、アフィリエイトサイトと広告主の間に立ち、広告配信をするためのシステム提供や成果報酬の支払い代行などを行います。
そのため、運営しているサイト・ブログでアフィリエイトを行い報酬を得るには、ASPに登録する必要があります。
- アフィリエイトのメリット
- ASPへの登録は無料
- ブログなども無料サービスを利用すればすべて0円でアフィリエイトサイトを運営できる
- 商品の在庫を抱える必要がない
- ネット環境さえあれば場所も時間も自由に取り組める
- アフィリエイトのデメリット
- 結果がでるまでに時間がかかる
- 記事を書いたからといって成果がでるとは限らない
- セールスライティングスキルが必要
- SEOスキルが必要
- モチベーションの維持が大変
ネット環境さえあれば、場所も時間も自由に取り組めるという点は、Webライターもブログで広告収入も共通です。
大きな違いは、Webライターは時間の切り売りの仕事で、その時点では確実な報酬になるものの、辞めれば収入がなくなる点です。
ブログを運営して広告収入で稼ぐアフィリエイト・アドセンスの場合には、自分が書いた記事やおこなった作業がネット上の資産になり、作業をしていないときも、記事を書かない時期にも成果を発生させる可能性がある点です。
どちらも記事を書くという点では共通ですが、書いた記事が、自分の資産としてネット上に残る点で、私はブログ運営を推奨しています。
ただし、スタートして1ヶ月目、2ヶ月目、Webライターであれば当初単価が安いという点はあるかもしれませんが、納品した記事に対し、必ず報酬が発生します。
ブログ運営での広告収入の場合には、スタートして3ヶ月或いは半年ほどは、ほぼ収入はないと思ってスタートすることになります。
講師・コンサルタント業
すぐに人に教えられるスキルやノウハウ、得意があるばあいには、インターネットを経由した講師業やコンサルタント業でも副業で月3万円は十分可能です。
自分が当たり前と思っていることでも、他の人にとっては必要で知りたいスキルであったりノウハウであったりします。
ZOOMやスカイプを使ってオンラインで行う方法にすれば「場所」が不要なため初期費用も少なくて済みます。
講師・コンサルタント業の場合、ブランディングと集客が重要な要素になります。
今すぐ教えられるものがない!といった場合でも、先に挙げた「Webライターで収入を得る方法」「ブログを運営して広告収入を得る方法」を伝える講師やコンサルタントになることも可能です。
ネットビジネスの本質は
- 実績構築
- 情報発信
です。
- Webライターで収入にしながら実績構築し、その方法を求めている人に伝える(教える)
- ブログ運営で広告収入を得て実績構築し、その方法を求めている人に伝える(教える)
このように取り組むことで、収入の柱が複数になり、収益も3万円に留まらず、大幅にアップすることが可能になります。
副収入で月3万円を稼ぐと確定申告は必要か?
副業で月3万円を稼ぐと年間で年間で収入は36万円。
36万円の収入があった全ての人が確定申告をしなくてはいけないというわけではありません。
副業で確定申告が必要なのは、年間20万円を超える所得があった場合です。
ですから、副業による所得があっても所得が20万円以下の人は確定申告をする必要はありません。
所得が20万円を超える副業をした人は確定申告をする必要がありますが、この場合の「所得」とは、収入から経費を差し引いた金額です。
- 所得=収入-経費
ですから、まずは必要経費を計算して所得金額がいくらになるかを確認することが重要です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
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確定申告は面倒!と思うかもしれませんが、副業であっても継続収入を得ていきたいという場合には事業所得とし、青色申告をするのが税制面のメリットが多いです。
私もそうですがひとり親家庭など、所得によって手当の金額や受けれる制度が変わる場合、確定申告なら、収入は増やしつつ所得は抑えるといった対応も可能です。
アルバイトやパートの掛け持ちなど給与所得を増やしてしまうと、所得が増えたせいで手当が減るといったケースもあります。
副業を行うなら、将来的には副業を事業所得にしていくことでメリットは大きくなります。
まとめ
副業で月3万円の副収入をめざす方法としておすすめの3つのビジネスを紹介しました。
- Webライター
- ブログ運営で広告収入を得る
- Webを使って講師・コンサルタント業
いずれも楽して短時間で稼げるものではありません。
ですが、まずは始めてみる、行動してみる、正しい方法で継続する。
こうすることで、好きな時間に好きな場所で取り組む副業で月3万円稼ぐことは十分可能です。
副業も収入を目的の一つとして取り組むなら、「開業届を出し、事業所得として青色申告をする」ことを目指していきたいものです。
確定申告は正しく行えば税制面でのメリットも大きいです。